HSPさんの中には、
そんな悩みを抱えている人はいませんでしょうか。
今回の記事では、会社勤めのHSPさんがうまくやっていくためのコツをご紹介していきます。
私は強度HSPでありながら、OLとして今年で3年を迎えました。
就職活動のときは何も考えず入社したものの、しばらく働いていると「あれ、会社員合わないかも・・・」と何度も思うように。
会社員って、
・周りの社員に気を使いすぎて疲れてしまう
・自分のペースで仕事ができずにつらい
と、結構HSPさんにとっては負担に感じる環境であることが多いです。
「フリーランスの働き方に憧れる、でもすぐに転職を決断出来ないから会社員で頑張りたい」
そんな方にぜひ読んでいただきたいです。
実際に会社員を三年続けている私の体験談を踏まえて、ご紹介していきます。
【会社員がツラい】HSPが心がけたい5つのこと
結論は以下のとおりです。
②苦手な人とは距離を置く
③他人に頼る
④締め切りに余裕をもつ
⑤落ち着く仕事を見つける
順番に見ていきましょう。
プライベートで関わりすぎない
先輩や同僚に、プライベートでは関わりすぎないようにすることです。
仕事は仕事、プライベートはプライベート。
と割り切って、一定の距離を保つことがオススメ。
職場の方と良好な関係を築くことはもちろん大切ですが、
プライベートでも仲良くしすぎてしまうと
②相手に感情移入しすぎてしまう
というデメリットが出てきます。
平日は仕事で毎日会社にいっているのにも関わらず、休日まで一緒に過ごすと、頭から仕事のことが抜けません。
苦しい平日を思い返して、気分がズーンと暗くなってしまいます。
平日を乗り越えるためにも、休日は自分の好きな人と、好きなことをして心を落ち着かせることが何よりも重要です。
また、相手に感情移入しすぎてしまうと、仕事にも影響が出てきます。
例えば
→「かわいそう・・自分が何か手伝ったほうが良いのかな」
そんなふうに、自分のことのように共感して辛くなってしまう、それがHSPさんです。
仕事の進め方は人それぞれ。
頼られてから手を差し伸べるくらいが丁度いいんです。
感情移入して自分でモヤモヤしすぎないよう、職場の人とは、ある程度距離を置いておくことが必要です。
距離が近すぎて、自分の心にまでその人の存在が占領してしまいかねません。
苦手な人とは距離を置く
自分が苦手な人は、距離をおいていいんです。
私は以前「職場の人から嫌われたくない」「苦手な人にも愛想良くしなくては」と思っていました。
今振り返ってみると、「八方美人」のつもりはなかったのに、無意識に機嫌を取っていたのです。
その人と仲良くすることで、自分はラクになるのでしょうか?
そう自分の胸に問いかけてみてください。
つらい思いをしながら、あえて仲良くしようと頑張らなくて良いんです。
会社員ですから、仕事の話だけきちんとできれば、その他で頑張って距離を縮めようとしなくても、会社は回ります。
フリーランスで仕事を受注している場合、苦手な人でもガッツリと仕事に関わらなければいけないかもしれません。
しかし会社員はたとえその人が苦手なら、最悪自分が異動願を出したり、自分が関わらなくても仕事を進める方法はいくらでもあります。
今の環境で我慢して付き合い続けなくて良いんです。
苦手な人とは仕事の話だけ。
無理に近づく必要はありません。
他人に頼る
もっと周りの人に頼っていきましょう。
HSPさんは頼るのが苦手で、つい仕事を抱え込みがち。
私もそうしてタイミングを見計らって、結局聞けず、残業決定・・・そんなことも何度もありました。
「気軽に頼れたら苦労しません!」
そう思う方がいるかもしれません。
まずは、気軽に頼れる人、気軽に頼れる仕事から始めてみましょう。
仲いい同僚に、この作業なら頼めるというものをお願いしてみましょう。
会社は人と人の助け合いが発揮される、まさにチームワークの場です。
仕事は自分のものだけではありません。
担当の責務だとしても、それは最終的に会社のためになる仕事。
組織で抱える仕事のはずです。
自分で抱え込みすぎても、きっとミスに繋がってしまいます。
小さく気軽に始めてみて、徐々に「周りに頼っても良いんだ」と思えるようにすること。
つらいくらい仕事を抱えている人、まずは自分の心を一番優先してくださいね。
締め切りに余裕をもつ
締め切りまで余裕を持ったスケジュールで、仕事に取り組むようにすることが大切です。
スケジュールギリギリまで仕事を延ばしてしまうと、
②追い立てられている気分になる
③落ち着いて仕事ができず、ミスしやすい
というデメリットがあります。
というよりはきっと、
と考えるHSPさんが多いはず。
可能な限り、自分の出来るところから手をつけて、締切間近に自分を追い立てることのないようにしましょう。
効果的な対策として、以下ご紹介しておきます。
①締め切りを2日前に設定する
仕事に取り組める日数がある程度あるときには、2日前に締め切りを設定しておきましょう。
前日に大きなミスが発覚した場合、巻き戻すのに間に合わない場合があるからです。
そこまで期間がない場合なら半日前、3時間前など、可能な限りで締め切りを前倒ししておくことをオススメします。
②締め切りを忘れないように常に可視化
「忘れることなんてあるの?!」
と思うこともいらっしゃるかも知れませんが、人間は忘れる生き物です。
あえて、そのように意識しておくこと。
「自分はきっと忘れる。だから目に見えるところに書いておこう」
と、自分を疑いながら、スケジュール管理しておくことが大切です。
忘れるはずが無いと思っていても、案外些細なことで忙しくしていると、ふとした時には締切を過ぎていた・・・なんてこともあります。
相手先に迷惑を掛けないためにも、目に見えるところで、常に締め切りを意識しておきましょう。
ルーティンを見つける
自分が落ち着けるルーティン作業を見つけておきましょう。
「ルーティン(routine)」の言葉の意味は「決まっている手順」や「お決まりの所作」「日課」など繰り返しを意味している言葉です。生活におけるルーティン・習慣化とは、行動を何度も積み重ねることにより、考える必要なく自然と体がその行動していることを指します。
習慣化は仕事をする上でとても大切です。なにより仕事に習慣化を取り入れることでミスを減らすことができます。繰り返しの中で体が仕事の仕方を覚えているためミスを減らすことができ、それによりリスクの発生を抑制することができます。(引用:未来を考える学生のためのキャリア形成コミュニティ)
会社員として組織のなかで仕事をしていると、毎日違う刺激があって、時にはついていけないことがあります。
新しいことを覚えたり、状況によって臨機応変に対応することなんてしょっちゅうですよね。
自分のペースで仕事を進められる環境ならともかく、会社全体のスケジュールで仕事を進めていく必要のある会社員。
なんとなく職場の流れに身を任せてたら疲れてしまいます。
不安になったりちょっとマイナスになってしまう前に、自分のルーティンをこなしてみましょう。
例えば
・5分だけトイレで瞑想
・窓を開けて空気の入れ替え
・好きな芸能人の写真をみる
こんな小さいことで良いんです。
自分がホッとできる、心の居場所を見つけてあげることで、新しいことや不安なことにも前向きなエネルギーで向かうことができるはず。
自分のいつも無意識にやっている心地良いことはありますか?
これをしたらなんだか落ち着く、そんなことがあれば意識してルーティンに取り入れてみましょう。
自分の居場所は自分のなかで作っていきましょう。
【会社員がツラい】HSPが心がけたい5つのこと
いかがでしたか?
会社はあなたがいなくても回るけど、あなたの人生はあなたがいなければ回りません。
自分を一番大事に、会社員やっていきましょう。
どうしても辛ければやめてしまっても良いんです。
人生は選択の連続で、逃げなんてありません。
どのみちを選んだとしても、それは立派な選択です。
今後もHSPについての記事を発信予定です!
本日はここまでになります。読んでいただいてありがとうございました。


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