仲間が欲しくてツイッターを始めたけど、向いてないかも…と悩んでしまうHSPさん。
情報も手軽に収集でき、共感できるツイートに出会えると嬉しいですよね。しかしHSPさんは使い方を間違えると余計に疲れて、自分を苦しめてしまうんです。
今回は、手軽にツイッター上で設定できる、HSPでも疲れないためのカスタマイズ方法、そして楽しく続けていくための秘訣をご紹介していきます。
筆者は強度HSPの20代女性。SNSとともに青春を送ってきた世代です。
情報収集は楽しいけど、見ていると疲れすぎてグッタリ…
リアルな友達をつながっていたアカウントは持っていません。

現在は、趣味用のアカウントで楽しく活動しています。
ツイッターを楽しく続けたいからこそ、「ログイン回数を減らしましょう」「向いてないからアカウントを消しましょう」というアドバイスではなく、手軽に設定できる超実践的な方法をお伝えしていきます。
関連記事:【自称HSPはウザい?】HSP本人が考察!嫌われないために出来ること
「ツイッター向いてない…」HSPが疲れてしまう原因
HSPとは「ハイリー・センシティブ・パーソン」の略で、直訳すると「繊細すぎる人」。
生まれつき感受性が強く、刺激に弱い性質を持っており、約5人に1人が当てはまります。
もともとはアメリカの心理学者が提唱した用語で、ここ数年で社会的な認知度も広がってきました。
そんなHSPさん、ツイッターで静かに楽しみたいだけなのに、刺激が多くて疲れてしまうんです。
- 自分のツイートに対する反応が怖い
- タイムラインに反応しすぎて疲れてしまう
- フォロワーさんと自分を比較して疲れてしまう
ツイッターって、顔が分からない中でいろんな人が好きなことを書き込んでいます。なんでも無いようなツイートにも、いちいち傷ついたりしてしまいます。

気にしすぎじゃない?
それは自分で分かってる。
それでもタイムラインを気にして、勝手に不安になってしまうんですよね。
関連記事:【HSPはすぐに泣く】涙もろい時の対処法【恋人に嫌われる?】
【ツイッターから刺激を減らそう】4つの繊細カスタマイズ設定
そんなツイッターですが、実はカスタマイズの仕方によっては、これまで以上にラクに利用することができるんです。
いらないツイートも見えて落ち込んでしまう…
気にしたくなのに気になる…
そんな繊細なHSPさん専用のカスタマイズ設定を紹介していきます。
「トレンド」を海外設定にする
「トレンド」はTwitter側が独自のアルゴリズムで出した流行ワード。
自身の情報が組み込まれ、興味の持ちそうな情報が次々と出てくるようになっています。
しかし自分の見たくない情報や、なんだか気分が下がってしまうニュースが出てきてしまうのが難点です。
トレンドでは、設定地域に合わせた情報が表示されます。そこで、日本語以外の国に設定して見ても分からない状況をつくっていきましょう。
- 「設定とプライバシー」→「コンテンツの設定」→【話題を検索】の設定→「この場所のコンテンツを表示」をオフ→「場所を調べる」で日本以外の国を選択

言語が分からないので、事故や災害ニュースに心を傷めなくなります。
「通知設定」で必要以上に焦らない
- 通知→設定→プッシュ通知→「ダイレクトメッセージ」のみチェック
通知が鳴ると、焦ってしまいますよね。リプライや「いいね」は早く返信しなくても良いんです。ダイレクトメッセージくらいに通知をつけておけば、相手とも良好な関係を保てます。

- 通知→設定→「未読の通知数をバッジで表示する」オフ
いちいち通知が来たときに、視覚で表示されることを防ぎます。自分のツイートを見返して、リプライが来たら返す、くらいの気軽な気持ちでOKです。
通知があると焦ってしまう人にオススメ。

「検索設定」で不要な情報をシャットアウト
- 「設定とプライバシー」→「コンテンツの設定」→検索設定→「センシティブな内容を表示しない」「ブロックまたはミュートしているアカウントを除外」の2つにチェック

検索結果に、不快な検索結果を反映させません。
公式サイトによると、センシティブな内容とは
暴力描写
成人向けコンテンツ
グロテスクな表現
ヘイト表現
などが定義されています。不快でブロックしているアカウントの検索結果も避けておきましょう。
- プライバシーとセキュリティ→セキュリティ→センシティブな内容を含む可能性のある画像・動画を表示する→オフ

こちらも同じく、センシティブな内容のツイートをタイムライン上に反映させない設定です。検索だけでなく、フォローしているアカウントによるツイートに制限をかける仕様になります。

念の為、設定しておくと安心でしょう。
関連記事:【HSP】おすすめ恋愛映画7選!恋人と一緒に楽しめる洋画を紹介
視覚の疲労を減らして目に優しく
HSPさんは感覚が過敏で、眩しい光が苦手です。そこで、画面からの視覚の刺激を減らしていきましょう。
- 「設定とプライバシー」→「一般」→「ディスプレイとサウンド」→「ダークモード」をオン
背景の画面がホワイトからブラックに変わります。夜間時に使用するモードなのですが、常時設定しておくことで、だいぶ目がラクになるはずです。

眩しすぎず、目に優しい…!
参考までに、ここから先は「ダークモード」での表示画面にしてみます。
- 「設定とプライバシー」→「一般」→「アクセシビリティ、表示、言語」→「動きを減らす」をオン

こちらは、「いいね」やリツイートの反映がリアルタイムで更新されることを防ぎます。タイムラインがスッキリするだけでなく、ギガ容量の節約にも役立ちます。
HSPでも楽しくツイッターしたい!ラクに続ける3つの秘訣
以上で紹介した実際のカスタマイズ。少しでもHSPさんをラクにしてくれるはずです。
しかし大切なのは、日々のツイッターの使い方。
毎日誰かが更新していく情報に翻弄されて疲れないよう、オススメの利用方法をお伝えしていきます。

毎日ツイッターを使うタイミングで、ぜひ心がけてみてくださいね。
検索でポジティブなツイートのみを表示させる
ツイッターで検索する際、検索窓にワードをいれたら関連ツイートが表示されます。数多くの検索結果のなかから、ポジティブツイートのみを表示させてくれるコマンドが、「:)」です。

HSPさんは普段から不安や恐怖を感じやすい体質。ポジティブな情報に囲まれることで、ラクになれるはずです。
ちなみに「:(」のコマンドを入れて検索すると、ネガティブなツイートが表示されてしまいます。

フォロワー数を追い求めすぎない
ツイッターのフォロワーの人数って気になってしまいますよね。

筆者も毎日変動があり、ツイート後に減るとやっぱり、落ち込みます。
現在は「Twitterアナリティクス」や「SocialDog」など、フォロワーの増減やツイートに対する反応が人目で見れる管理ツールが存在します。
便利な機能ですが、HSPさんにとってはおすすめできません。
管理ツールを気にしながらのツイッターは、周りを気にしてつぶやけなくなる恐れがあるからです。
原点に立ち返って、自分はなぜツイッターを始めたのか振り返ってみましょう。
フォロワー数だけでなく、自分の居心地の良い空間を作り上げたい…それならば、管理ツールの導入は見送ることをオススメします。
一度にタイムラインが追えるフォロー人数に抑える
「同じHSPさんと仲良くなりたい」「共感を得たい」「HSPの情報を知りたい」
そんな目的で始めたツイッター。
自分でタイムラインを追うことのできる人数に絞って、フォローしていきましょう。
人数が増えるのが面白くてひたすらフォロー…その後にタイムラインを見返すと、情報量が多くて疲れてしまいます。

それでもだんだんと、フォローしている人と相性が合わなくなってきた…
そんなときに取り入れたいのがミュート機能。
相手のプロフィールの右上の3つの点をタップすると出てきます。相手にバレずに、ツイートを自分のタイムラインに表示させません。

フォローを外すのは勇気がいるし、バレたくない…そんな心配性のHSPさんには、ピッタリの機能。

ぜひ活用していきましょう。
まとめ:HSPは使い方次第でうまくツイッターと付き合おう
HSPさんは共感能力が高く、一度絡めば人間関係を深めていくことが得意です。ツイッターも、使い方次第では、共感を得られる仲間に出会えるため、非常に有益。
しかし頑張りすぎて、自分が疲れてしまう…そんなことにならないよう、今回の記事がお役に立てれば幸いです。
- トレンドを海外設定にする
- 通知設定で必要以上に焦らない
- 検索設定で不要な情報をシャットアウト
- 視覚の疲労を減らして目に優しく
有益ツイートをしなきゃ、返信は丁寧に返さなきゃ…と意気込まずに、少し肩の力を抜いてみましょう。
以上、「ツイッター疲れる…HSPに向いてない?簡単設定で気軽に楽しもう」でした。
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