先日こんな記事を書きました。

HSPさんが同棲するのって、結構たいへん。
今回も第二弾と称して、
HSPな自分が非HSPの恋人と同棲するとどうなるの?
不安なアナタへ向けて、実際の生活シーンをご紹介していきます。
今回の記事では、前回よりも更にパワーアップした「あるある!」をご紹介。同棲生活をうまく過ごすコツについても触れていきます。
・HSPが非HSPと同棲生活をするとどんな気持ちになるの?
・HSPが恋人と仲良く同棲するコツがわかります
楽しいこともツライことも、機敏に感じられる繊細さん。
色々な感情に突き動かされ、日々が刺激の連続です!
【第二弾】HSP同棲生活のあるある9選!対処法も紹介
HSPさんが同棲すると感じる「あるある」。
- ドッキリが苦手
- 相手の気持ちを想像しすぎる
- 苦しくても相手に言えない
- LINEメッセージが丁寧
- 相手を優先しがち
- 頼られるのが嬉しい
- 外食の機会が減る
- インテリアはシンプル
- 電気を暗くして嫌がられる
順に説明していきます。
ドッキリが苦手

ドッキリが非常に苦手です。HSPさんは、感受性が豊かで刺激に対して過敏に反応してしまう体質だからですね。
共感性羞恥という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
共感性羞恥を一言で言うと、「見たものに共感することによって生じる羞恥心」のこと。例えばドラマの恥ずかしいシーンやドッキリ番組、実生活では他人のミスなどを目の当たりにした時、「あたかも自分のことのように」「恥ずかしい」「ツラすぎる」と感じてしまう心理を指します。
マイナビ
これ、結構HSPさん当てはまる方多いと思うんです。
例えば、テレビで芸人さんがドッキリを仕掛けられるシーン。ドッキリに気づくまでの経過も見るのがツライんですよね。

勝手に色々想像してツラい。
ドッキリって、仕掛けた側の気持ちでただ楽しく見られないんです。
- 怪我しないかな
- このあと上手く反応出来るんだろうか
- スベったらかわいそう
など、いろんな感情が頭の中をうずまきます。
ちなみに私は、走って飛び乗ろうとしたのに、電車のドアが目の前で閉まる中年サラリーマンを見て、泣きそうになったことがあるくらい、共感性羞恥が強いです。
相手の気持ちを想像しすぎる
相手の気持ちを想像しすぎて自分で辛くなってしまいます。
例えば通勤途中で見かけた、道に迷ってそうな高齢の方。
- 道に悩んでるけど、大丈夫かな
- きっとスマホで手軽に調べられないんだろう
- でも周りの人に聞くのは気をつかっちゃうよね
- 勝手に話しかけに行ったら、困るかな
- でもこのままだとおばあちゃん大変だよね
と、ぐるぐる思考します。(結局話しかける)

そもそも道に迷っている人から話しかけられることも多くない?
また、職場で怒られている人を発見したときには、相手の気持ちになって自分までおちこむことに。どんなミスをしたかは問題ではない。怒られている状況がただ苦手なんです。
自分が怒られるのと同じストレスを感じてしまいます。目に入らないように、聞こえないようにと思っていても、なかなかうまくいきません。
苦しくても相手に言えない
自分にツライことがあった時、すぐに相手に吐き出せません。
自分が愚痴を言うことで、その場の雰囲気を暗くしたり、また相手も不機嫌になってしまうのが嫌だから。相手の反応まで考えてしまいます。

自分でもめんどくさいって分かってる!
例えば仕事で上司に理不尽なことで怒られた時。愚痴って、相手から
上司が悪いよ!何考えてるんだろうね!
と、励ましてもらったとしても。
きっと上司にもこういう考えがあったのかもしれない。だから悪口は言わないで(泣)
と、逆にフォローしてしまったり。
自分が愚痴を聞かされるのが嫌だから、余計にそう思うのかもしれません。
愚痴をいうからマイナスな雰囲気になってしまう、と落ち込まないことが大切。相手には「今から自分の気持ちを話すから、ただ聞いててね。」といって、心のうちを吐き出して楽になりましょう。
LINEメッセージが丁寧

同棲している相手にだって、LINEは丁寧です。
- 「よろしく!」
- 「は?」
- 「wwwww」
なんて、荒々しい言葉は使えません・・・
良い育ち方ぶっているわけでは無いんです。ただ、使う勇気がないんです(よほど仲いい友達は別)。
「同棲しているからこそ、丁寧に対応しなきゃ」って考えがちなんですね。

絵文字が無いからきちんと意図が伝わってるか不安だし。
でもこれって、まさに「親しき中にも礼儀あり」。恋人にもスマホで丁寧に接することが出来るアナタは素晴らしいです。
相手を優先しがち
自分のことより相手を優先しがち。例えば明日のお昼ごはん、自分はパスタの気分でも、「カレーが良い」と言われればカレーにしてしまいませんか?
自分の意見が言えないわけじゃありません。相手が喜んでくれるのが何よりも嬉しいから、自己犠牲しがちなんです。
頼られるのが嬉しい
頼られるのが、とにかく嬉しいんです。
- 自分は役に立たないかも
- 自分は相手を傷つけて生きてるかも
- 自分が相手にしてあげられることってなんだろう
そんなことを日々考えて、自己肯定感が低くなりがちなHSPさん。たまに頼られたときは、飛び上がるほど嬉しいです。
- 「相談があるんだけどさ」
- 「これ美味しかったからまた作ってよ!」
- 「この時間に起こしてほしい」
気付いたらお母さん化してないか、注意です。
外食の機会が減る

同棲すると外食の機会が一気に減ります。それは静かな家が心地よすぎるから。
たまに外食にいくと、色鮮やかなメニューや、ガヤガヤした店内に、なんだか居心地の悪さを感じてしまいます。
自分の家が一番落ち着く空間になったということですね。
インテリアはシンプル
家のインテリアがシンプルになりがち。モノの情報量を極力減らしたいから。
HSPさんって、ミニマリストの方も多いです。まさに私もミニマリスト。

車も、ゴミ箱も、マットも、テレビもありません。
静かでモノが少ないと、必然的にインテリアもシンプルになっていきます。インテリアも、何色も使ったポップな部屋より、モノトーン&シンプルに憧れる。
人間は、視覚から8割の情報を入手していると言われています。いらない情報は極力なくしていきたいですね。
電気を暗くして嫌がられる

一緒の空間にいるときに、勝手に電気を暗くして、嫌がられます。

太陽光で充分なのに〜
特に私は視覚が過敏なので、余計にこの差を感じています。スマホの画面の明るさ、彼の3分の1以下くらい。
リモコンで微妙に明るさを調整しながら、お互いの妥協点を探ります。
HSPの同棲生活に必要なことは「コミュニケーション」
普段の日常で「あるある!」と感じるさまざまなこと。同棲している以上は自分がしたいようにできない、そこが難しいところです。
しかし自分が頑張って相手に合わせても、そのうち限界が来てしまいます。
必要なことはコミュニケーション。HSPさんは相手の気持ちを敏感に察知できるけど、相手はきっとそうじゃありません。言わないと分からないんです。
- 自分は何にしんどくなってしまうのか?
- 自分はなぜツライと思っているか?
- 相手にどうしてほしいのか?
ここをきちんと相手に伝えていきましょう。
ただツライの、受け止めてよ
というだけでは、相手もわからない。
まずは自分の気持ちと向き合ってみる。
そして、自分の言葉で相手に伝えてみる。
その繰り返しです。他人同士の生活ですから、感覚は違って当たり前ですし、相手も同じHSPさんだとも限りません。
さらに相手の意見も聞いた上で、妥協点をすり合わせていくことが大切です。
【第二弾】HSP同棲生活のあるある9選!対処法も紹介
今回は、第一弾に引き続き、HSPさんが同棲するとわかる「あるある!」をご紹介してきました。

HSPさんが人と同棲すると、ここまで気を使うんだ!
もちろんツラいことだけではなく、楽しいこともたくさんあります。また、同棲ししていく上で、自分を受け入れてくれる存在があるというのは本当に心の支えになるはず。
同棲予定のHSPさんにとって、今回の記事が参考になれば幸いです。
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