スマホに通知が来ると、なんだかゲンナリしてしまう…。
便利なLINEですが、いつも楽しくメッセージを交わすことができる人は少数派かもしれません。なかでもHSPさんは、相手に気を使いすぎてしまう性格。LINE自体を苦手としている場合が多いです。

友達も、ましてや恋人とのLINEもめんどくさいって変かな?
今回は、HSPさんが恋人からのLINEをめんどくさいと思ってしまう理由と、その対処法について解説していきます。
筆者は強度HSPの20代女性です。グループラインが一番苦手、スマホはよく見るのに、LINEの返信は半日以上空けてしまう…
LINEって現代では欠かせないコミュニケーションツール。自分で上手にコントロールしながら、うまく付き合っていきましょう。
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向いてない?HSPさんがLINEを苦手にする理由
HSPとは「ハイリー・センシティブ・パーソン」の略で、直訳すると「繊細すぎる人」。
生まれつき感受性が強く、刺激に弱い性質を持っており、約5人に1人が当てはまります。
もともとはアメリカの心理学者が提唱した用語で、ここ数年で社会的な認知度も広がってきました。
HSPの特徴としては、以下のようなポイントがあげられます。
- 深く考え、悩み過ぎてしまう
- 共感能力が高く感情移入しがち
- 外部からの刺激に過敏に反応してしまう
心が敏感だからこそ、相手とのコミュニケーションにも疲れやすいんですね。そんなHSPさんが、恋人とのLINEに疲れてしまう理由をみていきましょう。
自分の時間を使うことにゲンナリ

「なんて返せばいいかな」
「返事に時間経ちすぎたかな…」
もともと一人の時間が大好きなHSPさん。LINEのことで思考回路が占領されてしまうと、そこに大きなストレスを感じます。
電話であればその場で用事を伝えて終わり、SNSでは自分の好きなようにつぶやけます。LINEだとそうはいきません。
既読機能があることで、「ちゃんと返信しないと」と圧力を感じてしまうんです。

返信した後も、会話が続いていればまた悩む…
LINEのトークで頭がいっぱいになってしまい、とっても疲れてしまいます。
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返事に悩みすぎるから

その時の気持ちでポンッと返事ができるほど、HSPさんは気軽にLINEを使えません。
相手を傷つけないような言葉選びや、これまでの会話の流れを考えて発言するのに、とっても頭を悩ませます。
- スタンプだけでは失礼かな
- 相手は何を求めているんだろう
- 長く続けたくないし何て返したら良いのかな
連絡が来る嬉しさよりも、それに対する反応を気にして、素直に会話を楽しめません。
それでも相手との関係を悪くしないために、中身のないコミュニケーションも必要だ!と分かっているからこそ…相手に気使って、トークを続けてしまいます。

バッサリ無視するなんて出来ない!
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相手の気持ちが分からずめんどくさくなる

ときには、既読した後に返事を考えるのがめんどくさくなり、放置してしまいます。半日、一日…と返事を寝かせてしまうと、余計にめんどくさくなってしまうんですよね。

LINE遅くない?って言われる…
まだ自分が返信しないうちに、相手から催促のLINEが連投されてくると、さらに嫌になってしまいます。
恋人と会うのも電話も嬉しいけど、なんだかLINEはめんどくさいんです。
テキストだけでは本当の気持ちは伝わりません。ときには相手からの言葉に傷ついてしまうこともしばしば。
相手が絵文字や顔文字を使わないタイプだと、なんだか冷たい文面に見えて、「嫌われているのかな」と思ってしまうんですよね。
関連記事:【HSPな恋人は疲れる?】傷つけないための接し方と関係を保つコツ
【HSP流】恋人とのLINEの付き合い方

やっぱり自分にLINEは向いてないのかな〜
それでも、
- 相手をブロックしてしまいましょう
- 自分の返信したくないLINEは無視しましょう
- LINEアカウントをやめてしまいましょう
なんて非現実的なアドバイスは役に立ちませんよね。
気軽に送れるLINEだからこそ便利で、使いやすい一面もあります。上手に距離感をとりつつ、めんどくさくないLINEの付き合い方をご紹介していきます。
考えすぎずスタンプでもOK
なにか気を聞かせた返事をしないと…と思いがちですが、スタンプでも問題ありません。

考えすぎて疲れてしまうHSPさん。
文章やそれまでの会話の流れを気にしすぎず、反応したまま気軽に返信するくらいが、繊細なあなたにとってちょうど良いです。
また、LINEって気軽にできる分、時間の区切りがない、ダラダラしたトークを続けてしまいがち。気を使って、自分からいきなり終わらせることも難しく、なんとなく付き合ってしまうんですよね。
事実上、決定的な終了打。文章として終わらせるのは気を使ってしまう人でも、スタンプならば気軽に押せるはずです。

返事に困って既読無視してしまうより、印象は良いよ
できる限り通知はオフ

LINEはあくまでも連絡手段のアプリに過ぎません。時間と心の余裕があるときにメッセージをするものだと心得ておきましょう。
通知が来ると気になって、自分で考え、悩んでしまいます。恋人には「本当に大事なことは電話してね」と伝えておき、LINEは気が向いたときに見る、くらいの気持ちがよいです。

基本的に、使わない機能は非通知にしておくことです
例えば、
- メッセージの着信音は鳴らさない
- 連絡しない人は非表示設定にする
- トーク履歴を定期的に消して整理
自分のLINE画面は人に見せるものでもありません。自分の使いやすいようにカスタマイズしましょう。
LINEが苦手と相手に伝えておく

もともとLINEが苦手だということを、相手に伝えておきましょう。
「気を使って返事が遅くなってしまう」「普段からLINEに時間を取るのは難しい」
恋人は連絡を取ることが大切なのではありません。
- もっと相手のことを知ること
- きちんと愛を伝えること
- 離れている間の不安な気持ちをカバーすること
連絡を取っていくその目的に目を向けましょう。LINEが苦手なら、電話やオンライン会話、直接会う頻度を増やすなど、恋人を心配させないような対策も必要です。
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まとめ:LINEは連絡手段と割り切って、気にしすぎない!
周りに気を使ってしまいがちなHSPさん。大好きな恋人とのLINEにでも気を使ってしまうのは当たり前なんです。
お互いの連絡頻度に差がある場合は、それが原因でケンカに発展してしまうかもしれません。そうならないうちに、LINEとの付き合い方をコントロールすることが、大切になっていきます。
- 考えすぎずスタンプで返信
- できる限り通知はオフ
- LINEが苦手だと相手に伝えておく
無理せず、自分のペースで付き合っていきましょう。
以上、「【HSPはLINEが苦手】恋人でもめんどくさい理由と対処法」でした。
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